ムッシュ米津の家庭料理
"大きめのお鍋に入れて卓上コンロにかけ、
煮ながら召し上がるのも、寒い日にはよいでしょう。"
この煮込み料理は、はじめに濃いめの味を蕪に
しみこませ、仕上げに水を加えてスープの塩味を
調節するのがポイントです。
更に蕪に味を良くしみ込ませる為に、煮汁に
浸けた儘しばらくおき、召し上がる時にもう一度、
弱火でじっくり煮ると美味しく出来上がります。
大きめのお鍋に入れて卓上コンロにかけ、
煮ながら召し上がるのも、寒い日にはよいでしょう。
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"*かぶのポ・ト・フー"
材料(4人前) |
かぶ(大) |
250g位のもの4個 |
玉葱 |
200g |
白葱 |
50g |
ベーコン |
400g |
バター |
大匙1杯 |
刻みパセリ |
大匙1杯 |
固形チキンコンソメ |
3個 |
粒胡椒・塩 |
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☆ 作り方
- 下ごしらえです
蕪の両端を少し切り、丸のまま皮をむきます。
1個を八つの櫛型に切り、少し面取りをします。
玉葱は二つ割りにして薄切りにし、白葱は
5cmの長さに切ってタテ四つ割りにします。
ベーコンは1cm幅に切ります。
- 材料を炒めて、煮込みます
しんなりとなる迄更に炒め、火から下ろし
別の器にとります。
葱を炒めた鍋に、蕪を重ねない様に並べ、
炒めた葱を全体にかぶせます。
水を700ccと固形チキンコンソメ3個を入れ、
鍋の径に切ったワックスペーパー
(中央に小さな穴をあける)を落とし蓋の
様にかぶせ、更に蓋をして煮立てます。
煮立ったら弱火にして約20分間、
蕪が透き通って柔らかくなる迄煮ます
- スープの味の調整です
蕪に充分味がしみこんだところに、
水を300cc加え、あれば粒胡椒を引き入れ
ひと煮立ちさせます。
味をみて塩をしますが、固形スープと
ベーコンの塩味で充分だと思います。
深皿に盛って刻みパセリを散らします。
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*貴重な食材いつ迄も
子供の頃、台所の隅に吊してあったベーコン。
母親が表面を洗って、刻んで、
炒めご飯を作ってくれました。
塩っぱくって、発酵した様な匂いが
忘れられません。
燻製は生活の知恵から生まれた保存食です。
あの懐かしい味と香りのベーコンが
少なくなって残念です。
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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社
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