ムッシュ米津の家庭料理
牛肉とポテトのさいの目切り炒め

"スウェーデンの家庭料理です。
色取りが良く、栄養価が高く、各々の味が混ざり合って
なかなかのものです。"


スウェーデンの家庭料理です。

”ピット・イ・パンナ”Pytt i Panna
ピットは混ぜ合わせ、パンナはフライパンの意味です。
色取りが良く、栄養価が高く、各々の味が混ざり合ってなかなかのものです。

ローストビーフ、ローストポーク、ソーセージなど1週間の献立の残り物に、
ジャガ芋、玉葱、人参など全部の材料を、さいの目切りにしてフライパンで炒め、
塩、胡椒で味を調えます。
目玉焼きか生の卵黄をのせ、別皿にビーツ(赤カブ)入りのサラダを添えます。

今日はローストビーフの代わりに、焼き肉用の肉を使ってみました。
焼き豚があれば活用して下さい。

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"*牛肉とポテトのさいの目切り炒め "

 材料 4人前
 ポテト皮付き 800g
 牛肉焼肉用 200g
 ハム 100g
 玉葱 200g
 椎茸 100g
 刻みパセリ 大匙2杯
 バター
 サラダ油
 塩・胡椒
 付け合わせ
 −卵黄(生)又は、目玉焼き(1個玉) 4個

☆ 作り方

  1. ポテトの皮をむき、1cm角に切り、水にさらします。

  2. ざるにあけ、更に布巾で水気をよく拭き取り、
    薄く色付く程度で、柔らかくなるまで揚げて置きます。

  3. 牛肉は幅3cm位に切ります。椎茸は軸をとり、
    玉葱、ハムと共に、1cm位の角切りにします。

  4. 玉葱をバタ−で炒め、しんなりと柔らかくなって来たら、
    椎茸、牛肉、ハムを入れて、更に炒めます。

  5. 揚げて置いたポテトを加え、塩、胡椒で味を付け、
    やや強火で全体が馴染む様に炒めます。

  6. 銘々のお皿に盛り、刻みパセリをふりかけ、
    半分に割った卵の殻に卵黄を入れて、中央に置きます。

  7. 生卵は、料理が熱いうちに混ぜて召し上がって下さい。
    また、目玉焼きをのせてお出しする事もあります。

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*菜天(なてん)
 人が訪れる日は
 祖父は大抵今晩は菜天にしようと
 リクエストをしました
 芝海老や、青柳の貝柱をかき揚げにして  
 ほうれん草と薄味の天だしで
 さっと煮たものです
 揚げたての天麩羅のほうが
 喜んでもらえるのにと
 祖母はいいながら用意をしていました
 今晩は菜天がいいな
 私もよく家内にいいます
 忘れられない
 懐かしい味なんです

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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社

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