ムッシュ米津の家庭料理
スープ ボーヌ・ファームとフレンチ・サンドイッチ

"”スープ・ボーヌ・ファーム”を裏ごしすると、
”ポタージュ パルマンティエ”それを冷やすと、
”スープ・ヴィシソワーズ”に"


ジャガイモのスープ三兄弟

”スープ・ボーヌ・ファーム”を裏ごしすると、
”ポタージュ パルマンティエ”が出来ます。
そしてそれを冷やすと、
”スープ・ヴィシソワーズ”になります。

このスープはニューヨークのあるホテルで働いていた
フランス人シェフ”ルイ・ディア”によって考案され、
彼の故郷”ヴィシー”の名が付けられました。

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"*スープ ボーヌ・ファーム "

 材料 4〜5人前
 ジャガ芋(メークイン) 400g
 ポロ葱 200g
 水 900cc
 チキンの固形スープ 2個
 塩、胡椒
 バター
 生クリーム又は牛乳 100cc
 浮かしに:細長いロールパンの薄切りに、すりおろしたチーズを
      振りかけ、オーブントースターで軽く焼きます。

☆ 作り方

  1. まずジャガ芋の皮を剥いて四つ割りにし、薄く切ります。
    ポロ葱は1cm位の角切りにします。

  2. バターでポロ葱をしんなりなる迄炒めます。
    水、チキンの固形スープ、ジャガ芋を加え、
    野菜が柔かくなる迄煮ます。
    最後に塩、胡椒で味を付け、生クリームを入れて
    ひと煮立ちさせます。

  3. スープを取り分け、チーズを振りかけて焼いた
    ロールパンを浮かしてすすめます。
    すりおろしチーズはパルムサンか、エダムチーズが
    よいでしょう。

* フランスでは、野菜のスープは水で煮て、バター、
  生クリームで味を付けます。
  日本では吸い物のだしの味になれているので、
  水だけでなくチキンの固形スープで味だしをします。
  残ればミキサにかけて、冷蔵庫で冷やし、
  翌日召し上がると”スープ・ヴィシソワーズ”に
  変身します。

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"*フレンチ サンドイッチ "

 材料 4人前
 バゲットパン(長さ50cm) 1本
 ロースハム(1枚20g) 8枚
 ピザパイ用のチーズ 200g
 バター 適量

☆ 作り方

  1. バゲットの両端を少し切り落とし、半分に切り、
    更に横半分に切ります。

  2. 切り開いて、内側にバターをぬります。

  3. ハムを1/4に切り、少し重ねながら、端から端まで並べ、
    その上にピザ用のチーズをたっぷりと覆いかけます。

  4. 230度のオーブン又は、オーブントースターで約5分間。
    チーズが溶けて、バゲットの外側が、パリッとなるまで
    焼きます。

  5. 食べ易い大きさに切り、お好みでピクルス、マスタードを
    添えます。

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*おふくろさん
 ボーヌ・ファームとはフランス語で
 ”気立ての良いおばさんという意味。
 
 世話好きで、やりくりがうまくて
 しっかり者。
 
 料理なんかも手近な材料で、
 サッサ、パッパと作っちゃう。
 
 お金がなくても、いつもほがらかで、
 しゃきっとしている頼もしい存在です。

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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社

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